赤色2号(アマランス)

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主に着色料として利用される。

アメリカ及び欧州の一部で食品への使用が禁止されている。

米国のデータでは発ガン性を疑う試験結果が得られたとの報告もある。

これに対し、日本は「データに不備があるため、適正な評価はできない(発がん性ありとはいえない)」というスタンス。

ただし、

・結腸で強い遺伝毒性を示すこと

・肺において弱い陽性反応があること

は明記されている。

参照:公益財団法人日本食品化学研究振興財団「赤色2号について」

ペットフードでも含まれてない方がいい添加物のひとつ。

【参考】犬に対する実験では異常なし

▼イヌ  7年間癌原性試験
7年間の毒性試験を雌ビーグルに対して行った。5匹に本色素を2%で混餌投与し、3匹を対照とした。病理組織学的異常またはその他の異常は認められなかった3) (Anonymous, 1974b)。

 

▼イヌ  催奇形性/生殖試験
成熟した雌ビーグル12匹から成る4群に対して、本色素0、300、900、3000 ppmを混餌投与し、3000 ppmを投与した雄と交配させる、催奇形性および生殖試験を行った。

妊娠前投与期間は最初の同腹児については45日~382日であり、2回目の同腹児については132日~572日であった。妊娠約60日に帝王切開によって各群雌6匹を出産させ、残りの雌は2群の同腹児のいずれも自然分娩させた。

出生児は8週齢までに離乳させた。連続して得た2群の同腹児を調べた。母動物の生殖、体重、摂餌量、あるいは同腹児の数、生存率、病理、骨格発達に関して、有意な影響は認められなかった3) (Mastalki et al., 1975)。

参照:日本医薬品添加剤協会
(http://www.jpec.gr.jp/detail=normal&date=safetydata/sa/dasi17.html)

【各数値】

◆使用・保存基準:規定なし

但し、使用してはならない食品あり
(例:カステラ、しょう油、食肉、鮮魚介類(鯨肉を含む)など)

厚生省告示第370号 各添加物の使用基準及び保存基準に定められている使用量等の最大限度。

 

◆ADI:0~0.4mg/kg

Acceptable Daily Intakeの略。一日摂取許容量※の意。

※一日摂取許容量……生涯毎日摂取し続けても影響が出ないと考えられる一日あたりの量。

 

◆LD50マウス・ラット 経口 >8,000 mg/kg

化学物質の急性毒性の指標。マウスなどの動物に投与した場合、
数日でそのうちの半数を死亡させると推定される試験物質の量。
数値が低いほど致死毒性は強い
一般的には1,500㎎/㎏以上で安全とみなされている。