必須アミノ酸

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犬の必須アミノ酸は10種類

  1. イソロイシン
  2. ロイシン
  3. バリン
  4. リジン
  5. メチオニン
  6. フェニルアラニン
  7. スレオニン
  8. トリプトファン
  9. アルギニン※
  10. ヒスチジン

※アルギニン……ヒトでは非必須アミノ酸

アミノ酸が鎖状につながってできたものがタンパク質であり、タンパク質が分解されてできるのがアミノ酸である。

【アミノ酸】             【タンパク質】

アミノ酸

大豆のタンパク質には「トリプトファン」が多く、コーンのタンパク質には「ロイシン」が多い。

また、小麦は「フェニルアラニン」が多い、といったように主原料に何が使われているかによって含まれるアミノ酸の構成は異なる。

成分表に記載があるものは、これらの主原料に含まれるアミノ酸と、さらに、ペットフードを「総合栄養食」にするために追加されたものを含む。

 

摂りすぎた分は体の外に排出されるため、過剰摂取が問題となることはほとんどないが、慢性腎臓病あるいは重度の肝臓病などで治療中の子は、それぞれの臓器への負担を減らすためアミノ酸の摂取を控えた方がいい場合もあるので注意が必要。

(各アミノ酸の主な働きは、下部の表を参照ください。)

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ペットフードを食べているだけでアミノ酸の摂りすぎになることはありませんが、ほかにサプリメントを使用している子(特に病気療養中の子)などは、かかりつけの獣医師と相談のうえ、フードをどれにするか、また使用中のサプリメントは併用しても良いのか、決めるようにしてください。

必須アミノ酸の主な働き・過不足でおこる症状

主な働き過剰でおこる症状不足でおこる症状
イソロイシン成長促進

血管を拡張する

筋肉の強化

体重減少免疫機能の低下

神経障害

ロイシン肝臓の機能向上

筋肉の強化

免疫機能の低下疲れやすい
バリン成長促進

筋肉の強化

体重減少成長不良
リジンたんぱく質の構成に必須

肝臓の機能向上

疲労回復

抗体やホルモンの材料(成長促進)

集中力を高める

腎臓機能の障害めまい

吐き気

肝機能低下

メチオニンかゆみ、痛みの緩和

肝臓機能の維持

肝臓機能の障害

動脈硬化

利尿作用の低下

肝臓機能の障害

フェニルアラニンドーパミンなどの神経伝達物質になる

血圧を上昇させる

抗うつ作用

ダイエット効果

高血圧気分がふさぎやすくなる
スレオニン脂肪肝の予防

成長促進

胃腸障害食欲不振

成長不良

トリプトファン鎮痛作用

抗うつ作用

セロトニンなどの神経伝達物質になる

免疫力を高める

肝硬変睡眠障害

精神不安

アルギニン※成長ホルモンの合成

体脂肪の代謝促進

免疫力を高める

胃荒れ

腹痛

下痢

皮ふの老化

免疫力の低下

ヒスチジン成長促進

関節炎の症状の緩和

神経機能の補助

とくになし成長不良

※アルギニン……ヒトでは非必須アミノ酸