グリセリン脂肪酸エステル

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グリセリンと脂肪酸を反応させて合成したもの。

主に乳化剤として使用される。

現在のところ、発がん性のある物質リストには掲載されておらず、安全性に問題はないとされている。

以下に食品安全委員会の見解を掲載する。

各種毒性試験の結果から、グリセリン酢酸脂肪酸エステル投与による影響は、高用量投与による精巣での僅かな影響のみである。

また、食品添加物として使用されるグリセリン酢酸脂肪酸エステルが農薬として使用された場合、その使用により生ずる作物残留によって、通常の食生活において食品から摂取しているグリセリン酢酸脂肪酸エステルの量を増加させる可能性は極めて低いと考えられる。

以上のことから、グリセリン酢酸脂肪酸エステルは、農薬として想定しうる使用方法に基づき通常使用される限りにおいて、食品に残留することにより人の健康を損なうおそれがないことが明らかであると考えられる。

参照:2015.5 食品安全委員会 対象外物質評価書「グリセリン酢酸脂肪酸エステル」
(https://www.env.go.jp/council/10dojo/y104-52/sankou3.pdf)

→簡単にいうと、

グリセリン脂肪酸エステルが食品添加物としてではなく農薬として使用されたとしても、「食品に残った成分がヒトの健康を害する」なんてことはないですよ、ということ。
よって、ペットフードに入っていても問題はない

【各数値】
◆使用・保存基準:規定なし

厚生省告示第370号 各添加物の使用基準及び保存基準に定められている使用量等の最大限度。

 

◆ADI:設定は不要とされている

Acceptable Daily Intakeの略。一日摂取許容量※の意。

※一日摂取許容量……生涯毎日摂取し続けても影響が出ないと考えられる一日あたりの量。

 

◆LD50:情報なし

化学物質の急性毒性の指標。マウスなどの動物に投与した場合、

数日でそのうちの半数を死亡させると推定される試験物質の量。

数値が低いほど致死毒性は強い

一般的には1,500㎎/㎏以上で安全とみなされている。