ミックストコフェロール

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「トコフェロール」とは、ビタミンE(脂溶性ビタミン)のこと。

抗酸化作用をもつため、油脂を含む食品の抗酸化剤(酸化防止剤)に利用される。

「ミックストコフェロール」とは、

  1. d-α-トコフェロール
  2. d-β-トコフェロール
  3. d-γ-トコフェロール
  4. d-δ-トコフェロール

の4種類が混合された天然型の酸化防止剤。

ちなみに「dlα-トコフェロール」とdのあとにlがつくものは「天然」ではなく「合成」。

これまで説明してきた合成酸化防止剤と異なり、天然型の酸化防止剤のため安全性は高い。

ただし、天然であるがゆえに酸化防止剤としての機能はあまり強くない。開封後は酸化しないうち(定められた期間内)に消費することが大事。

酸化したフードを与えるのは、添加物が入ったフードを与えるよりも、よくないので注意!

ペットフードに入っていても問題ない

 

【各数値】

◆使用・保存基準:規定なし。ただし、酸化防止の目的以外の使用不可。
厚生省告示第370号 各添加物の使用基準及び保存基準に定められている使用量等の最大限度。

 

◆ADI:情報なし
(dl‐α‐トコフェロール(合成)は「0.15~2㎎/㎏」)
Acceptable Daily Intakeの略。一日摂取許容量※の意。
※一日摂取許容量……生涯毎日摂取し続けても影響が出ないと考えられる一日あたりの量。

 

◆LD50情報なし

化学物質の急性毒性の指標。マウスなどの動物に投与した場合、
数日でそのうちの半数を死亡させると推定される試験物質の量。
数値が低いほど致死毒性は強い
一般的には1,500㎎/㎏以上で安全とみなされている。