ビタミン類

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「糖質」「タンパク質」「脂質」の三大栄養素を働きをサポートする。

ビタミンC(アスコルビン酸)及びビタミンE(γ‐トコフェロール)は単なるビタミンではなく酸化防止剤としても機能する。

◆水溶性ビタミン

ビタミンB1、B2、B6、B12、ビタミンC、パントテン酸、ナイアシン、葉酸、ビオチン、コリン※

※コリン…ビタミン様作用物質(ビタミンとよく似た働きをする。体内で合成されるため、他のビタミンに比べて欠乏症が起こりにくい。(起こらないわけではない))

◆脂溶性ビタミン

ビタミンA、D、E、K

これらのビタミン類はいずれも重要な成分だが、人間用のサプリメントと同様、過剰摂取はかえって体に毒になりかねないので注意が必要。

特に脂溶性ビタミンは水溶性ビタミンと異なり、過剰分も体外へ排泄されず体内に蓄積されやすいため、とくに中毒や副作用に注意が必要。

とはいえ、例えばAAFCOの定める犬さんのビタミンEの一日の最大許容量は1,000IU/㎏(1IU=1mg)なので、10㎏の犬さんだと10,000IU(mg)が上限となるわけですが、仮に100gで15mgのビタミンEを含むフードの場合、その10kgの犬さんが66,667g(≒66kg)のフードを食べなければ上限に達しない、ということになります。

 

 

(※ちなみに米一俵は60kg)

 

ということで、ペットフードを与えているだけでビタミンEが過剰摂取になるとは考えられませんが、フードとは別にサプリメントを与えている場合などは過剰摂取、過剰投与にご注意ください。

各種ビタミンの効用と過剰/不足で起こる症状

◆水溶性ビタミン

効用過剰で起こる症状不足で起こる症状
ビタミンB1

(チアミン)

・食欲増進

・疲労回復

・精神安定

・過剰分は排泄される・筋肉痛(乳酸がたまるため)

・食欲不振

・怒りっぽくなる

・集中力・記憶力の低下

ビタミンB2

(リボフラビン)

・毛、皮ふ、爪の健康

・口内炎や肌荒れの予防

・成長促進

・まれにかゆみやしびれ・口内炎

・皮膚炎

・成長障害

ビタミンB6

(ピリドキシン)

・皮ふ、毛の健康

・発育促進

・脂肪肝の予防

・精神状態の安定

・アレルギー症状を軽くする

・過剰分は排泄されるが、

多量に摂取した場合、

神経系の障害が起こることも

・脂漏性湿疹

・口内炎

・不眠症

・慢性アレルギーの症状を抑える

ビタミンB12

(コバラミン)

・造血作用

・脂肪の代謝

・中枢神経の機能維持

・神経障害
ビタミンC

(アスコルビン酸)

・風邪予防

・疲労回復

・美肌効果

・抗ガン作用

・骨の強化

・下痢

・発疹

・風邪

・疲れやすい

パントテン酸

(ビタミンB5)

・副腎皮質ホルモンの産出

・免疫力の強化

・ストレス耐性の強化

・善玉コレステロールの増加

・疲労感

・頭痛

 

ナイアシン

(ビタミンB3)

・皮ふの健康

・血行促進

・胃腸障害の緩和

・コレステロールの分解

・皮膚の炎症(かゆみ)

・下痢/嘔吐

・肝機能障害

・神経障害(不安感)

・胃腸障害

・口内炎や皮ふの炎症

葉酸

(プテロイルグルタミン酸)

・造血作用

・口内炎を予防

・成長促進

・神経障害

・発熱

・貧血

・口内炎

ビオチン

(ビタミンH)

・皮ふ、毛の健康・皮ふ炎

・脱毛

コリン

(ビタミン様作用物質)

・脂肪肝を予防

・高血圧予防

・動脈硬化を予防

・脂肪肝

・高血圧

◆脂溶性ビタミン

効用過剰で起こる症状不足で起こる症状
ビタミンA

(レチノール・βカロテン)

・皮ふや粘膜の健康

・目の健康維持

・抗ガン作用

・動脈硬化予防

・吐き気・免疫力の低下

・風邪を引きやすい

・ドライアイ

ビタミンD

(カルシフェロール)

・カルシウムの吸収を促す

・骨の健康

・血中カルシウム濃度の調整

・高カルシウム血症

・腎機能障害

・骨軟化症

・骨粗しょう症

ビタミンE

(トコフェロール)

・抗酸化作用

・血流の正常化

・軽い肝臓障害・血行不良

・筋力の低下

・溶血性貧血

ビタミンK

(フィロキノン)

・血液凝固成分

・骨の強化

・骨軟化症

・鼻血など出血しやすい

・まれに脳出血