老犬介護Q&A【労働力にまつわる問題編】

車内の犬 犬いろいろ
TessDeGroot / Pixabay
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毎日、お疲れさまです。

さて、今回は老犬介護で必要になる労働力の問題をみていきたいと思います。

 

ここでいう労働力とは、単純に

『愛犬をある程度の時間抱えることのできる力のこと』

を指しています。

 

ですので、

「うちの子は5㎏だし、抱っこ大好きだから、まったく問題ないわ♪」

という方は読み飛ばしていただいて構いません。

 

「ちょっと抱っこできそうにないわ」という方はもちろん、

「ほんの2、3分なら抱えられると思うけど、それ以上は……」という方にも

お読みいただければ幸いです。

 

Q.愛犬の体重を把握していますか?

 

さて、【愛犬管理】をお読みいただいている方であれば、

愛犬の体重は把握されていると思いますが、

体重を把握しておくということは、健康状態を管理する上でも、とても大切。

 

愛犬の体重をぱっと答えることができなかった方は、今一度、

現在の愛犬の体重を測定し、

どのくらいあるのか把握しておくことをおすすめします。

 

いざ介護が必要になったときに慌てないですむよう、

愛犬の体重はきちんと把握しておき

介護になると、この体重を抱えなければならないんだな」ということを

常に頭の片すみに入れておくようにしておいてくださいね。

 

A.愛犬の体重がわからないという方への解決策

自分の体重測定のついででいいので、ちょっと量ってみましょう。

関連犬の適正体重をBCS表でチェックしよう|肥満から理想体重を求める計算式

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Q.愛犬の体重を抱えることができますか?

愛犬の体重はわかりましたか?

さすが仕事が早い!

それでは次の問題に進んでいきましょう。

 

さて、体重を測り終えていかがだったでしょうか?

「うちの子は10㎏だから、どうにか抱えられそう」という方も、ちょっと待って。

 

ひょいと抱えるだけではなくて、

しばらくの間、そのまま抱えておくことはできますか?

 

高齢になると、なにをするにも時間がかかるようになります。

 

排泄の介助をしていても、スムーズに排泄しないときもあるでしょう。

散歩では歩くスピードも落ちますし、

一カ所を匂う時間が長くなる子もいるでしょう。

 

若い頃はあっという間に終わっていた食事の時間だって、

倍以上かかるケースはよく聞きます。

 

その間、あなたは愛犬をずっと支えることはできますか?

 

また、私自身が先の熊本地震で経験したのですが、

自然災害が起きた場合、もしもお住まいの地域で同行避難ができなければ

愛犬を抱えて東行西走しなければならなくなるかもしれません。

 

たとえ、普段は気にならない思さでも、

数十分抱えっぱなしとなると腕の負担は相当なものです。

 

そのあたりを考慮した上で、再度自分は抱えることができるのか、

抱えられないときはどうするのかをお考えいただければと思います。

 

A.抱えることができないという方への解決策

◉ 愛犬が肥満気味の場合、獣医師と相談の上、ダイエットをする。

◉ いざというとき手伝ってくれる親族や信頼できる友人を見つけておく。

◉ 近所の犬友だちでグループ等を作って、手伝ってもらうようにする。

◉ 抱える必要がある場合には、ペットシッターに来てもらう。

◉ 犬を挟んで起こしておけるクッションを用意しておく。

◉ 抱える回数が最小限ですむよう、老犬の体に優しい低反発のベッドを用意しておく。

◉ 散歩の介助の際は、ハーネスを腕で持つのではなく、肩から掛けるようにする。

◉ 毎日の介護に不安があるようなら老犬介護施設などの利用を検討する。

 

Q.車に乗せることができますか?

動物病院、ペットホテル、介護施設、ちょっと遠出のお散歩などなど。

シニアになると、ちょっとしたお出かけにも車を利用した方が

便利なことが多々あります。

 

\ おでかけ♪ おでかけ♪ /
車

 

「散歩には近所で十分だし、病院に行くのもケージなどで連れていくことができる」

という方では日常生活では車に乗れなくても問題はないと思います。

 

しかし、上記Qでも申し上げたように、万が一自然災害などに巻きこまれた場合で、

近くに同行避難ができる避難所がなく、車に乗せざるを得ないときには

車に乗ること自体にだけでも慣れておくと、

その分のストレスは軽減ないし緩和できるのではないかと思います。

 

現在、動物病院へは愛犬と一緒に歩いて行っているという方はとくに、

もしも愛犬が急に歩けなくなったらどうするか、よく考えておかれてください。

 

A.車に乗せることができないという方への解決策

◉ かかりつけの病院の獣医師に往診してもらえるか尋ねておく。
◉ カートや台車などに乗せて連れて行く。
※ただし、猛暑日などは熱中症の危険がありますので、使用の際は十分ご注意下さい。

《犬が車を嫌うから乗せられないという場合》

  1. 動かない車に一緒に乗り、1~2分で降りる、を繰り返す。(※それすら嫌がるようなら、車の中でおやつを食べさせてみたり、一緒におもちゃで遊んでみたりしてみる。)
  2. ①に慣れたら近所の広っぱや公園に連れて行ってみる。
  3. ②にも慣れたら少し離れたドッグランなど楽しい場所に連れて行く。
  4. 愛犬の頭の中で「車に乗る=楽しい」の図式ができれば勝ち。

《抱えるのが難しくて車に乗せることができない場合》

  1. 手伝ってくれる友人を探しておくか、ペットシッターなどの専門家に相談してみる。
  2. 犬が寝ているベッド自体を動く土台の上に乗せ、車までベッドごと運び込む。(ベッドを車に乗せる際はスロープなどを利用する)

◉ 車に乗せることができない場合、タクシーを利用する。※ただし、タクシー会社によってはペットを乗せることを嫌がる場合もあります。

家族が嫌な思いをしないためにも、事前にペットの同乗がOKかどうか確認し、

同乗OKのタクシーを見つけておくようにしましょう。

 

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Q.余裕ある労働力配分はできていますか?

いかがでしょうか?

 

以上をお読みいただき、我が家の愛犬の場合、どのくらいの労働力が必要になるか、

おおよその検討はつきましたでしょうか?

 

どのくらいの労働力が必要か把握できたら、次は配分を考えておきましょう。

 

たとえば、愛犬を抱えることができる人間が一人しかいない場合、

どうしても、その一人に労働力負担が偏りがちになってしまいます。

 

愛犬が介護状態になった場合、

家族のうちの誰かひとりだけが甚大な負担を負うようなことになっていませんか?

 

何度も申し上げますが、愛犬の介護を無理せず続けるためには、

誰か一人だけが無理をしてしまわないことが何より大切です。

 

A.労働力の配分がうまくできていないという方へ

◉ いざというとき慌てないためにも、上記の解決策を参考にされながら、

今一度、家族間でしっかり話し合いをしておかれてください。

 

◉ お一人でお世話をなさっている方では、使う使わないは別として

近くのペットシッターや老犬施設などを調べておかれるようにしてください。

 

最後までお付き合い、ありがとうございました(´v`)

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