愛犬に必要な13のビタミン推奨量をAAFCO基準から計算する方法

ペットフード
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毎日、お疲れさまです。

今回は犬にとって必要な13のビタミンについてまとめてみました。

ビタミンと一言にいってもその種類や機能はさまざまで、たくさん摂ればいい、というものでもないのも厄介なところ。

手作り食をつくるにあたって知っておきたい、という方などの参考になれば幸いです。

忙しい方のための三行まとめ

  • 総合栄養食を与えているなら、ビタミンの過不足の心配はない
  • 脂溶性ビタミンは過剰(取りすぎ)も欠乏(不足)も注意が必要
  • 水溶性ビタミンは欠乏に注意。サプリメントの使用は獣医師に要相談

ビタミンとは

ビタミンとは、正常な生理機能を行うために補助的に必要となる有機化合物です。

「補助的に」とあるように、直接体の栄養(エネルギー源)になるものではなく、体のなかで物質同士が結合したり、分解したりするときに必要となるものになります。

ビタミンが不足すると身体の維持のために必要な結合や分解といった作用ができず、身体中のいたるところでさまざまなトラブルが発生してしまいます。

では、たくさん摂ったほうがいいかというとそうでもなく、ビタミンの中には過剰に摂取するとかえって体に悪影響をおよぼしてしまうものもあります。

ビタミン類を与える場合には、まずはその性質や機能を知っておくことが大切になります。

ビタミンの種類

ビタミンには大きくわけて脂溶性ビタミン水溶性ビタミンの二種類があります。

そのビタミンが脂溶性水溶性かで、摂取したビタミンが体のなかに残る程度(蓄積率)や、過剰摂取した場合の体への影響(毒性)も大きくことなります。

シロ
シロ

まずは脂溶性と水溶性のちがいについて書いていきます

サワ
サワ

「もう知ってるよ」という方は、各ビタミンの説明まで読み飛ばしてくださいね

脂溶性ビタミン(ビタミンA、D、E、K)

水に溶けにくく、脂(油脂)に溶けやすい性質のビタミンをいい、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンKがこれに含まれます。

脂がないと溶けませんので、脂質をとらずに脂溶性ビタミンだけをとっても吸収率はよくなく、脂溶性ビタミンを効率よく吸収するためには一緒に脂質をとることが必要となります

摂取された脂溶性ビタミンは脂質と一緒に小腸から吸収され、おもにリンパ管をへて肝臓に蓄積されます。そして、必要に応じて血液中に放出され、タンパク質と結合してそれぞれの組織に移動します。

脂溶性ビタミンは体内に蓄積しやすい特徴があるため、過剰症をおこしやすく、また、毒性も水溶性ビタミンに比べて高いですので、体に蓄積せず、欠乏もしない量を管理して与えることが大切となります。

水溶性ビタミン(ビタミンB群、C)

一方、水溶性ビタミンは水に溶けやすい性質のビタミンをいい、ビタミンB群、ビタミンCがこれに含まれます。

調理前に洗ったり、ゆでたりするだけ簡単に失われるほど水に溶けやすく、動物の体のなかに入っても蓄積はされることはありません。

ビタミンB群の多くは【酵素】の作用をおぎなう【補酵素】としての機能をもつため、ヒトと同じく、犬も必ず摂取しなければならないビタミンの一種です。

しかし、ビタミンCについては、ヒトとちがって、犬や猫は身体のなかで作り出すことができるため、とくに摂取する必要はないとされています。

水に溶けやすく、よぶんに摂取された分については尿として排出されますので、過剰症をおこす危険はほとんどありませんが、ビタミンB群の不足による欠乏症を起こしやすいため注意が必要です。

ビタミンCは摂取からおよそ3時間ほどで体外に排出されます。

脂溶性ビタミンと水溶性ビタミンの相違点

脂溶性(ビタミンA、D、E、K)水溶性(ビタミンB群、C)
体の外へ排出されにくいされやすい
体の中にたまりやすいたまりにくい
毒性高い低い
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ビタミンについて考えないといけないケースと注意点

さて、ビタミンについては、全員が問題視しないといけないというわけではありません。

摂取が必要なビタミンを計算し、適量を守るように計算しなければならないのは、愛犬に手作り食を与えているご家庭、または、愛犬に時々手作り食(肉や魚)を与えているご家庭です。

総合栄養食」あるいは「療養食」とパッケージに書かれたペットフードだけを与えているご家庭では、ビタミンについてとくに考える必要はありません。

ペットフードに書かれているビタミンの全部が摂取されるというわけではありませんが、それでも総合栄養食のフードを適量摂取さえしていれば、ビタミン類の過不足が起こることはないように計算されているからです。

なお、ペットフードだけしか与えていなくても、そのフードが「総合栄養食」でなければビタミン類(その他の栄養も)の過不足が起こる可能性はあります

今、与えているペットフードに「総合栄養食」と書かれていない場合は、

  • 「総合栄養食」と書かれたペットフードに変える
  • ビタミンをはじめとした各種栄養バランスを考えた手作り食に変える
  • 栄養管理のされた手作り食と、今のペットフードをバランスよく与える
ことをおすすめします。
※※ 注意点 ※※
各ビタミンの推奨値はあくまで健康な子に推奨される量です。内臓系統などに疾患を持っている子に、上記のようなビタミンをふくむものを与える場合には、かならず獣医師と相談のうえ、獣医師の指示にしたがった量を与えるようにしてください。

それぞれのビタミン推奨量

計算方法について

はじめに、各数値の見方について説明します。

すべての数値は代謝エネルギー1,000kcalあたり●●という表記をしています。

代謝エネルギーとは、口から摂取した総エネルギーのうち、便と尿として排出されたエネルギー分を引いたものになります。文字のとおり、体を動かすためのさまざまな作用(代謝)に使えるエネルギーですね。

また、代謝エネルギーは、ドッグフードを与えている場合にはパッケージに記載してあります。

このフードの場合、代謝エネルギーはフード100gあたり392kcal。

このフードを1日に210g食べている子(次朗)の場合ですと、1日あたり【392×2.1=823.2kcal】を代謝エネルギーとしてとっている計算になります。

これから説明する各ビタミンの推奨摂取量や上限値などを知るうえで、この「愛犬が1日に何gのエネルギーを摂っているのか」という数値が必要となります。

もし、この数値がわからないという方は以下のページに計算方法をまとめています。

脂溶性ビタミン

ビタミンAについて(脂溶性ビタミン)

ビタミンAの推奨値

犬のビタミンA推奨量(レチノール当量)は代謝エネルギー(ME)1,000kcalあたり379㎍になります。

これを、次朗の例にしたがって計算すると、

  • 次朗に必要なフードの量:210g
  • 代謝エネルギー:823.2kcalですので、(379×823.2)÷1,000=311.99。

ということで、次朗に推奨されるビタミンA摂取値は【311.99㎍】ということがわかります。

計算式:(379×愛犬の代謝エネルギー値)÷1,000=愛犬に推奨されるビタミンA摂取量

ビタミンAの上限値

代謝エネルギー(ME)1,000kcalあたり16,000㎍が上限値で、一般的にこの量を超えると中毒症状を起こす危険が高まる、という数値になります。

ただし、この数値はあくまで目安で、下回る量でも中毒症状をおこす場合も考えられます。

推奨量が【379㎍】に対して上限値は【16,000㎍】と大きく差がありますので、1日や2日、1,000~2,000㎍くらいオーバーしても特段問題はないと思います。

ただし、推奨される量を大幅に超えて、1日10,000㎍を毎日摂取していると、ビタミンA過剰症の危険が高まりますので、ビタミンAの与えすぎには十分ご注意ください。

ビタミンAの過剰症と欠乏症

過剰症(中毒症)欠乏症
骨の奇形|自然骨折|内出血|結膜炎|腸炎|食欲不振|肝臓・腎臓機能低下|食欲不振|皮ふの角質化|赤血球数の減少皮ふ障害|夜盲症(暗所での視界不良)|網膜の変性|免疫機能の低下|眼球乾燥症|腎炎|虚弱|骨の強度低下|食欲不振|体重減少など

ビタミンDについて(脂溶性ビタミン)

ビタミンDの推奨値

犬のビタミンDの推奨量は代謝エネルギー(ME)1,000kcalあたり3.4㎍です。

次朗の場合ですと、(3.4×823.2)÷1,000=【2.79㎍】が推奨量となります。

計算式:(3.4×愛犬の代謝エネルギー値)÷1,000=愛犬に推奨されるビタミンD摂取量

ビタミンDの上限値

代謝エネルギー(ME)1,000kcalあたり20㎍が上限値です。

推奨値の6倍とそれほど差がありませんので、推奨値を大きく超えないようご注意ください。

ビタミンDの過剰症と欠乏症

過剰症(中毒症)欠乏症
高カルシウム血症|血管や心臓などでのカルシウム異常沈着|最悪の場合、死に至ることもある低カルシウム血症|クル病・骨軟化症など骨の異常|下半身まひ|運動失調など(※慢性腎疾患があるとビタミンD欠乏症になりやすい。)
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ビタミンEについて(脂溶性ビタミン)

ビタミンEの推奨値

犬のビタミンEの推奨量は代謝エネルギー(ME)1,000kcalあたり7.5mgです。

次朗の場合ですと、(7.5×823.2)÷1,000=【6.17mg】が推奨量となります。

計算式:(7.5×愛犬の代謝エネルギー値)÷1,000=愛犬に推奨されるビタミンE摂取量

ビタミンEの上限値

ビタミンEも脂溶性ビタミンですが、現在のところ、ヒトでも犬でも過剰症の報告はなく、そのため、上限値も設定されていません

たくさん摂取しても中毒症状は生じにくいと考えられていますが、ビタミンEは植物性油に多く含まれています。

シロ
シロ

ビタミンEを多めに摂ろうとして脂肪分を摂りすぎた

とならないよう注意してください。

ビタミンEの過剰症と欠乏症

過剰症(中毒症)欠乏症
特になし(中毒を生じにくい)細胞の老化|動脈硬化|溶血性の貧血|筋肉が弱くなる|精子の形成障害など

ビタミンKについて(脂溶性ビタミン)

ビタミンKの推奨値

犬のビタミンKの推奨量は代謝エネルギー(ME)1,000kcalあたり0.41mgです。

次朗の場合ですと、(0.41×823.2)÷1,000=【0.33mg】が推奨量となります。

計算式:(0.41×愛犬の代謝エネルギー値)÷1,000=愛犬に推奨されるビタミンK摂取量
※ビタミンKの推奨値はAAFCO、NRCいずれにもありません。上記の数値は、ペットフード栄養管理士講習でしめされた推奨値です。

ビタミンKの上限値

ビタミンKについても、とくに上限値は定められておらず、ヒトも犬も過剰症が発生したという報告事例も、現在までのところ特にありません。

ただし、ビタミンKの作用ケガや内出血があった時に血を固めるというものです。

「血栓症」や「血液凝固剤」など血液の凝固に関する薬などを服用している子では薬の効果をよくするために摂取が制限されることもあるようです。

血液関連の薬を服用している子にビタミンKを多くふくむ食材などを与えようとする場合には、獣医師に相談のうえ、許可がでた場合のみ与えるようにしてください。

ビタミンKの過剰症と欠乏症

過剰症(中毒症)欠乏症
【ビタミンK1、2】毒性は低い
【ビタミンK3】黄疸・致命的な貧血
出血しやすい|血が固まるまでに時間がかかる
ビタミンK1、2:天然のもの/ビタミンK3:食品添加物

水溶性ビタミン

水溶性ビタミンの注意点

上記のとおり、水溶性ビタミンは身体に蓄積しにくいため、上限値や過剰症は考えられていません。

水溶性ビタミンで考慮すべきは、欠乏しないよう注意すること

ということで、水溶性ビタミンについては上限値および過剰症は書いていません。

※例外:ビタミンB6、コリン → 詳細はそれぞれの項目に記載

ビタミンB1について(水溶性ビタミン)

ビタミンB1の推奨値

犬のビタミンB1の推奨量は代謝エネルギー(ME)1,000kcalあたり0.56mgです。

次朗の場合ですと、(0.56×823.2)÷1,000=【0.46mg】が推奨量となります。

計算式:(0.56×愛犬の代謝エネルギー値)÷1,000=愛犬に推奨されるビタミンB1摂取量

ビタミンB1の欠乏症

  • (特徴的症状として)脚気※
  • 浮腫
  • 神経炎
  • 心臓肥大
  • 四肢の失調など
※脚気:心不全と末梢神経障害をきたす疾患。
症状として足のむくみやしびれなどが起こるが、これらの症状は、心不全や神経障害を原因とする。
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ビタミンB2について(水溶性ビタミン)

ビタミンB2の推奨値

犬のビタミンB2の推奨量は代謝エネルギー(ME)1,000kcalあたり1.3mgです。

次朗の場合ですと、(1.3×823.2)÷1,000=【1.07mg】が推奨量となります。

計算式:(1.3×愛犬の代謝エネルギー値)÷1,000=愛犬に推奨されるビタミンB2摂取量

ビタミンB2の欠乏症

ビタミンB2が欠乏すると、

  • 皮フ炎
  • 白内障
  • 体重減少
  • 食欲不振

などの症状が生じますが、ビタミンB2だけが欠乏するということはほとんどないため、ビタミンB2欠乏症として症状がおこることはまれです。

ナイアシンについて(水溶性ビタミン)

ナイアシンの推奨値

犬のナイアシンの推奨量は代謝エネルギー(ME)1,000kcalあたり4.25mgです。

次朗の場合ですと、(4.25×823.2)÷1,000=【3.50mg】が推奨量となります。

計算式:(4.25×愛犬の代謝エネルギー値)÷1,000=愛犬に推奨されるナイアシン摂取量

ナイアシンの欠乏症

  • 皮膚炎
  • 下痢
  • 中枢神経異常
  • 黒舌病
  • ペラグラ※など
※ペラグラとは
別名「ナイアシン欠乏症」。皮フ炎、下痢、認知症が主な症状。

ビタミンB6について(水溶性ビタミン)

ビタミンB6の推奨値

犬のビタミンB6の推奨量は代謝エネルギー(ME)1,000kcalあたり0.375mgです。

次朗の場合ですと、(0.375×823.2)÷1,000=【0.31mg】が推奨量となります。

計算式:(0.375×愛犬の代謝エネルギー値)÷1,000=愛犬に推奨されるビタミンB6摂取量
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ビタミンB6の欠乏症

  • 神経症状
  • 貧血(軽度)
  • 筋肉の脆弱化など

※ビタミンB6の過剰症

ほかのビタミンB群は過剰摂取しても、ほとんどが腎臓から排出されるため、過剰症の心配はほぼありませんが、ビタミンB6は過剰症を発症することがまれにあります。

過剰症の症状としては、

  • 運動失調
  • 筋肉の脆弱化
  • 平衡感覚の欠如など

サプリメントなどを与えている場合には、過剰摂取に注意してください。

ビタミンB12について(水溶性ビタミン)

ビタミンB12の推奨値

犬のビタミンB12の推奨量は代謝エネルギー(ME)1,000kcalあたり8.75㎍です。

次朗の場合ですと、(8.75×823.2)÷1,000=【7.20mg】が推奨量となります。

計算式:(8.75×愛犬の代謝エネルギー値)÷1,000=愛犬に推奨されるビタミンB12摂取量

ビタミンB12の欠乏症

ビタミンB12が欠乏すると、

  • 成長抑制
  • 神経障害など

また、二次的な症状として、葉酸の取り込みを低下させるという症状が生じます。

ビタミンB12もビタミンB2と同じく、単独で欠乏症をおこすことはまれです。

ビタミンB12が足りてないときは、他のビタミンも足りていない状態

葉酸について(水溶性ビタミン)

葉酸の推奨値

犬の葉酸の推奨量は代謝エネルギー(ME)1,000kcalあたり67.5㎍です。

次朗の場合ですと、(67.5×823.2)÷1,000=【55.57mg】が推奨量となります。

計算式:(67.5×愛犬の代謝エネルギー値)÷1,000=愛犬に推奨される葉酸摂取量

葉酸の欠乏症

  • 悪性の貧血
  • 白血球の減少
  • 舌炎
  • 食欲不振などがあります。

ビオチンについて(水溶性ビタミン)

ビオチンの推奨値

犬がビオチン欠乏を起こすことはほとんどないため、NRC※は犬はビオチンを摂取する必要はないとして推奨量を定めていません。

一方、猫にはビオチン推奨量が定められており、その数値は18.75㎍とされています。

犬に生の卵白を与えてはいけないとよくいわれるのは、生の卵白には【アビジン】というビオチンの吸収を抑制する成分が含まれているためです。

ビオチン欠乏をおこさないためにも、生の卵白は与えないようにしましょう。

※NRC……The National Research Council(全米研究評議会)

ビオチンの欠乏症

ビオチン欠乏は非常にまれですが、おこった場合には、

  • 皮ふ炎
  • 奇形
  • 成長阻害などの症状を引き起こします。

パンテトン酸について(水溶性ビタミン)

パンテトン酸の推奨値

犬のパンテトン酸の推奨量は代謝エネルギー(ME)1,000kcalあたり3.75mgです。

次朗の場合ですと、(3.75×823.2)÷1,000=【3.09mg】が推奨量となります。

計算式:(3.75×愛犬の代謝エネルギー値)÷1,000=愛犬に推奨されるパンテトン酸摂取量

パンテトン酸の欠乏症

  • 脂肪肝
  • 成長抑制
  • 低コレステロール血症
  • 抗体反応の低下昏睡 などがあります。
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コリンについて(水溶性ビタミン)

コリンの推奨値

犬のコリンの推奨量は代謝エネルギー(ME)1,000kcalあたり425mgです。

次朗の場合ですと、(425×823.2)÷1,000=【349.87mg】が推奨量となります。

計算式:(425×愛犬の代謝エネルギー値)÷1,000=愛犬に推奨されるコリン摂取量

コリンの欠乏症

  • 脂肪肝
  • 出血性腎不全
  • 成長抑制
  • 胸腺萎縮症などが起こります。

※コリンの過剰症

コリンもビタミンB6と同じく摂取しすぎると過剰症により、赤血球の減少をおこすことがあります。

要求量の3倍程度で過剰症をおこす、といわれています。

コリンの多い食材やサプリメントなどを与える場合には、過剰摂取に注意してください。

まとめ

  1. ビタミンについて考えないといけないのは、毎日食べているものが「総合栄養食」と書かれたフードだけではない子だけ
  2. 脂溶性ビタミン(ビタミンA、D、E、K)は体に蓄積しやすいため、欠乏症だけではなく過剰症にも注意が必要
  3. 水溶性ビタミン(ビタミンB群)は、すぐに体から出てしまうので欠乏症にならないよう注意が必要(※ビタミンB6とコリンは例外)

とくに、ビタミンAとビタミンDは体内に蓄積しやすく、過剰摂取が問題となることが多いため、サプリメントなどを与える場合には、十分注意するようにしてください。

また、各ビタミンの推奨値はあくまで健康な子に推奨される量です。

内臓系統などに疾患を持っている子にビタミン類を与える場合には、かならず獣医師と相談のうえ、獣医師の指示にしたがった量を与えるようにしてくださいね。

最後までお付き合い、ありがとうございました(‘v’)

■参考
・AAFCO2016年版における犬猫の栄養素プロファイル概要(前編):迫田順哉著,ペット栄養学会誌,2016年 19 巻 2 号 105-110
・ペット栄養管理学テキストブック

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